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「昔、XRP(リップル)を買ったけど、しばらく仮想通貨から離れていた」「気づいたらウォレットや秘密鍵の場所も思い出せなくなっていた」

そんな方は、“古いパソコン”が思わぬ財産の鍵を握っている可能性があります。

2015年〜2018年ごろにXRPを買っていた人の多くは、

  • 取引所に預けたままにしていた
  • デスクトップウォレットを使っていた
  • パスワードや秘密鍵をPC内に保管していた

といったケースが非常に多く見られます。

この記事では、古いPCを処分・初期化する前に必ず確認すべき5つのチェック項目を、詳しく解説します。

1. ブラウザの保存パスワード・履歴に手がかりが?

XRPを扱う多くのサービスは、Webブラウザからアクセスして使うものでした。たとえば:

  • Gatehub(ゲートハブ)
  • RippleTrade(リップルトレード)
  • Toast Wallet(トーストウォレット)
  • 国内取引所(bitbank、Coincheckなど)

これらのサービスにアクセスしていた履歴や、ログイン時に保存したパスワードがPC内に残っている可能性があります。

確認方法:

  • Google Chromeの場合:設定 → パスワードマネージャー → 「Ripple」「XRP」「wallet」などで検索
  • SafariやFirefoxも同様に「保存されたパスワード」「フォームの自動入力」などをチェック
  • ブラウザの履歴やブックマークの中に、それらしきURLやログインページがないかも確認

これだけでGatehubのユーザーIDやメールアドレスが分かり、復旧につながった事例もあります。

2. ドキュメントフォルダに「秘密鍵」や「シードフレーズ」のメモが?

多くのウォレットでは、アカウント作成時に「秘密鍵」や「リカバリーフレーズ(シード)」の保存を促されます。

このとき、PCの「ドキュメント」や「デスクトップ」に、以下のような名前で保存していた可能性があります:

  • ripple_wallet.txt
  • XRP_secretkey.txt
  • wallet_backup.json
  • mnemonic_seed.txt

特に、メモ帳アプリやテキストファイルで保存していた場合、検索で見つけられることもあります。

検索例:

  • Windowsの場合:スタートメニュー > 検索 > 「r」から始まるウォレットアドレス(例:r9〜)
  • 「XRP」「ripple」「wallet」「secret」などのキーワードでファイル名を検索

3. スクリーンショットや画像ファイルも忘れずに

「重要な情報は画面キャプチャして保存していた」という人も少なくありません。

  • ウォレット作成時の画面(秘密鍵表示)
  • 取引所の入出金画面
  • 残高のスクリーンショット

などが、画像ファイルとして保存されているケースもあります。

検索例:

  • 画像フォルダ内で「wallet」「XRP」「ripple」などのキーワード検索
  • ファイル名が「スクリーンショット」「キャプチャ」などになっているものを確認
  • GoogleフォトやDropboxなどのクラウドにも保存されていないか調べる

QRコードが表示されている画像があれば、それがウォレットアドレスの可能性もあります。

4. メールアプリ・Webメールに過去の登録情報が残っている

XRP購入当時に使っていたメールアドレスで、取引所やウォレットからのメールが届いていたはずです。

具体的には:

  • 「Rippleウォレット登録完了のお知らせ」
  • 「Gatehub Login Confirmation」
  • 「入金通知」や「セキュリティコード」

こうしたメールは、OutlookやThunderbird、あるいはGmailなどのWebメールに未だ残っていることが多いです。

確認方法:

  • メールソフトを起動し、「XRP」「Ripple」「ウォレット」「入金」などで検索
  • 検索対象を「すべてのフォルダ」にして、削除済みメールやアーカイブも調べる
  • メールに記載されているウォレットアドレスや宛先タグ、取引IDなどが復旧の手がかりになります

5. ウォレットアプリ・インストール済みソフトに痕跡が残っている

Toast WalletやRipple Desktop Walletなど、PCにインストールして使っていたタイプのアプリケーションには、復旧可能な情報が保存されている場合があります。

  • プログラムフォルダ(Program Files)にToast Walletなどの名前がないか
  • AppDataフォルダ内にウォレット設定ファイルが残っていないか(上級者向け)
  • アンインストール済みでも、一部ファイルが残っていることがあります

ファイル形式の例:

  • .json, .wallet, .dat, .backup, .key
  • 「復元フレーズ」「mnemonic」などを含むテキストファイル

これらのファイルが見つかれば、復元ツールやサポート経由でウォレットを復旧できることもあります。

【補足】PCを廃棄・初期化する前にやるべきこと

  • 外付けHDDやUSBメモリにPC全体のバックアップを取る
  • 見つけた情報は、他の安全な場所にもコピーしておく
  • 情報が不明確でも、メールアドレスさえあればアカウント復旧申請が可能なサービスもある

具体的な相談が必要なら:

仮想通貨復旧サポート(CCR)などの専門サービスに依頼することで、自力では難しい痕跡調査や復元作業も対応できます。

  • メールアドレスやスクリーンショットだけでも相談可能
  • 初回無料での調査・ヒアリングを行っているところもあり

最後に:昔のPCには、今では貴重な“鍵”が眠っているかもしれない

「どうせ古いし、もう使わないし」と思って捨ててしまう前に、一度だけでも確認してみてください。

ウォレットアドレス、秘密鍵、ログイン情報——これらが古いパソコンの中に残っている可能性は決して低くありません。

1つのテキストファイル、1通のメール、1枚のスクリーンショットが、数万円〜数十万円以上のXRPにつながる“鍵”になることも。

忘れていただけ、消えてはいなかった——そんな声を、私たちは何度も聞いています。

【XRP資産の痕跡調査・復旧相談:初回無料で受付中】

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