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もしあなたの家族が過去にXRP(リップル)を購入していたとしたら、それは今もブロックチェーン上に存在している可能性があります。

しかし「どこの取引所を使っていたか分からない」「ウォレット情報が残っていない」「メールも見つからない」…というケースでは、どうやって資産を探せばいいのでしょうか?

この記事では、XRPの口座情報(ウォレットアドレスや取引所IDなど)が不明でも、手がかりを見つけ出す方法を具体的にご紹介します。

前提:ブロックチェーン上の資産は“消えていない”

XRPの資産はXRP Ledgerという分散型台帳に記録されています。 つまり、ウォレットアドレスさえ分かれば、誰でもそのアドレスの残高や取引履歴を確認できます。

「アクセスできないから資産が消えた」ということはありません。

よって、口座情報が不明でも、アドレスの“痕跡”を見つけ出すことで復旧の可能性は残されています。

ステップ1:メール履歴を探す(家族のPC・スマホ)

まず最初に行うべきは、過去にXRPの取引をしていた可能性のあるメールアカウントの確認です。

検索すべきワード例:

  • ripple / XRP
  • Gatehub / RippleTrade / Toast Wallet
  • Coincheck / bitbank / Zaif などの取引所名
  • 「入金完了」「ログイン通知」「ウォレット作成完了」

特に2015年〜2018年ごろはXRPが大きく流通した時期です。この時期のメールを重点的に確認してください。

メールの署名や記載されたアドレス情報、URL、タグなどはすべてウォレットの手がかりになります。

ステップ2:家族のスマホやPCを調査

家族が亡くなった後で資産の情報が分からない場合でも、使っていた端末の中に痕跡が残っていることが多くあります。

確認すべきポイント:

  • ブラウザのブックマーク、保存パスワード(例:Gatehubなど)
  • メモ帳アプリ、テキストファイル(秘密鍵やメモ)
  • スクリーンショットやカメラロール(ウォレット作成時の画面など)
  • QRコード付き画像(ウォレットアドレスの場合あり)

古いPCであっても、初期化する前に必ず確認してください。

ステップ3:使っていた銀行口座やクレカの履歴を見る

仮想通貨の購入は、銀行口座・クレジットカード・コンビニ払いなどで入金が必要です。

  • どの取引所で購入したか分からなくても、入金履歴から取引所を特定できる可能性があります。
  • 銀行振込の履歴に「ビットバンク」や「コインチェック」の名義がないかを確認

取引所が分かれば、そこに登録されていたメールアドレスを推定してログイン復旧も可能になります。

ステップ4:ブロックチェーンエクスプローラーを使ってアドレス候補を調査

もしウォレットアドレスが何となくでも分かっているなら、XRPSCAN(https://xrpscan.com/)XRP Ledger Explorer(https://livenet.xrpl.org/) を使って調査できます。

また、複数のアドレス候補があっても、一つ一つ残高を確認することで資産の所在が見えてくることも。

アドレスが不明でも、以前QRコードを送信していたLINE履歴や写真アルバムから発見された事例もあります。

ステップ5:仮想通貨復旧サービスに相談する

個人では難しい調査や技術的な復旧が必要な場合、**仮想通貨資産の調査・復旧サポート(CCRなど)**を活用するという選択肢もあります。

  • 登録メールが不明でも調査可能
  • 一部情報だけ(氏名・端末・メール候補)からでもスタートできる
  • 初回相談無料のサービスも多数あり

また、「故人の仮想通貨資産の法的相続」をサポートしている事務所もあり、弁護士などと連携しながら進めることも可能です。

よくある質問

Q. 家族のスマホがロックされていて中身が見れません。

→ iPhoneやAndroidでも、法的相続人であれば正規ルートで解除手続きが可能です。携帯キャリアや端末メーカーに相談しましょう。

Q. Gatehubなどでウォレットが存在しているかわかりません。

→ メールアドレスから登録照会を出すことが可能です。パスワードが分からなくてもOKです。

Q. 復旧した場合、どうやってXRPを引き出す?

→ 出金先のウォレット(現行の国内取引所など)を用意しておくことで、そこに送金できます。

最後に:家族のXRPは“見えないだけ”で残っているかもしれない

仮想通貨は目に見えず、手に触れることもできません。だからこそ「分からない=消えた」と思ってしまいがちです。

でも、ブロックチェーン上にある限り、その資産はあなたの家族が遺した、確かな財産です。

手がかりが少なくても、ゼロではありません。痕跡をたどることで、忘れられた資産が“今ここにある”ことに気づけるかもしれません。

【家族のXRP資産調査・復旧サポート:初回無料で受付中】

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