「2015年ごろにXRPを買ったけど、そのままにしていた」 「仮想通貨の話題で思い出したけど、自分のXRPってどうなってるんだろう?」
そんなあなたに向けて、XRPの残高を今すぐに確認する方法を、初心者でも分かるように解説します。
XRPはブロックチェーン(XRP Ledger)上に記録されており、ウォレットアドレスさえ分かれば、世界中の誰でも残高を確認できます。
「アカウントにログインできなくても確認できる」のが、XRPの特徴です。
なぜ今XRPの残高確認が必要なのか?
仮想通貨ブームの初期にXRPを購入して、そのまま放置してしまっていた方は非常に多いです。2017年頃には価格が急騰し、メディアやSNSでも大きく話題になりました。
しかし、その後の価格下落や取引所の閉鎖、スマホの機種変更、パスワード紛失などをきっかけに、「もう分からなくなった」「確認するのが面倒」といった理由で放置されているケースがよくあります。
でも、忘れたままにしておくのは非常にもったいない。XRPは一度ウォレットに入ったら、勝手に消えることはありません。 つまり、思い出して適切な手順を踏めば、数年経っていても資産を確認・復旧することができるのです。
まず必要なのは「ウォレットアドレス」
XRPのウォレットアドレスは、r
から始まる文字列です。
例: rEXAMPLE1234abcde5678FgHiJK9Lmnopq
のような形式です。
もしこのアドレスが分かるのであれば、すぐにブロックチェーン上で残高確認が可能です。
アドレスがわからない場合は?
- 古いメールの履歴(「入金完了のお知らせ」など)を探す
- スマホやPCのメモ帳、スクリーンショット、紙のメモ
- RippleTradeやGatehubなどに登録したときの情報
ウォレットアドレスが分からないと、ブロックチェーンから直接情報を取得することができません。
それでも、登録していた取引所やウォレットサービスのログインを試す、メールアドレスや電話番号からアカウント復旧申請を出すなどの方法で、手がかりが得られる場合があります。
残高確認に使うおすすめサイト
XRPの残高は、以下のようなブロックチェーンエクスプローラーで簡単に確認できます。
▶ XRPSCAN(https://xrpscan.com/)
- トップページの検索欄に、ウォレットアドレス(r〜)を貼り付け
- エンターを押すと、残高や取引履歴が一覧で表示されます
- 「Balance」の欄にある数字が、現在保有しているXRPの量です
視覚的にも分かりやすく、操作も簡単なので初心者には特におすすめです。
▶ XRP Ledger Explorer(https://livenet.xrpl.org/)
公式寄りのサイトで、
- 最終取引日
- トラストライン(他通貨との信頼関係)
- アクティブ状態 など、より詳細な情報を確認できます。
ウォレットが使われた最後の時期なども分かるため、「生きているウォレット」かどうかを判断する手がかりになります。
宛先タグ(Destination Tag)は関係ある?
XRPの送金には「宛先タグ」という数字が必要なことがあります。これは特に、取引所での入金時に使われる識別コードのようなものです。
ただし、残高の確認には宛先タグは不要です。ウォレットアドレス(r〜)だけでOKです。
逆にいうと、宛先タグだけが分かっても残高確認はできません。タグはアドレスとセットで意味を持つものだからです。
複数アドレスがあるかも?
昔の取引所やウォレットを複数使っていた場合、
- Gatehub
- RippleTrade
- Toast Wallet
- Bitbankなど国内取引所
- CoincheckやQUOINEなど
にそれぞれ異なるアドレスが割り当てられている可能性があります。
それぞれに送金履歴がある場合、複数のウォレットに分散してXRPを保有していたということも珍しくありません。
すべて調べるのが面倒な場合は、思い当たるメールアドレスから各サービスにアカウント復旧申請を出すのも有効です。
ウォレットに残高があった場合
もし残高が確認できたら、次に考えるべきは「取り出せるかどうか」です。
チェックポイント:
- 秘密鍵(または復元フレーズ)を持っているか?
- ウォレットにアクセスできる環境(スマホやアプリ)はあるか?
- 出金先の取引所を用意しているか?
アクセス情報が一部でも不明な場合、早めの対応が大切です。 スマホの機種変更やアプリのサービス終了、PCの故障などで、さらに復旧が困難になる前に動きましょう。
ウォレットにアクセスできない場合は?
- 秘密鍵を紛失してしまった
- アカウント情報が不明
- GatehubやRippleTradeにログインできない
こうした状況でも、残高がブロックチェーンに残っているなら、復旧できる可能性があります。
メール履歴や古い端末に手がかりが残っていないか、再度探してみてください。 また、仮想通貨復旧支援サービス(CCRなど)に相談することで、思いがけない手がかりが見つかることもあります。
残高がゼロだった場合
検索しても「残高:0」だった場合は、以下の可能性があります。
- 出金済み(他のウォレットに移動)
- 取引所で売却済み
- 誤って別のアドレスを検索している
過去の送金履歴や取引記録をたどることで、どこに送ったのか・どの取引所に預けたのかを調査できます。
最後に:残高の確認は“資産復旧”の第一歩です
XRPの特徴は「アカウント情報がなくても残高だけは確認できる」こと。
つまり、「昔買ったけど放置していた」という人にとって、 ウォレットアドレスが見つかるだけで、眠っていた資産に気づける可能性があるのです。
もし今、少しでも心当たりがあるなら、
まずはアドレスを調べて検索してみてください。
忘れていたXRP、放置していたXRPも、取り戻す方法はあります。
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