2016年にリップル(XRP)を購入したものの、そのまま放置していた方へ。 仮想通貨が盛り上がりを見せ始めたこの年、多くの人が初めてXRPを手にした時期でもあります。
しかし、購入後の管理が曖昧だった方は「どこに保管していたか分からない」「アカウントにログインできない」などの問題に直面しているのではないでしょうか。
この記事では、2016年当時にXRPを購入して今はアクセスできない方向けに、復旧のための手順や確認ポイントを詳しく解説します。
2016年当時に使われていた保管先
2016年は、以下のようなウォレット・取引所が主に使われていました:
- RippleTrade(この年に終了)
- Gatehub(海外ウォレット)
- 海外取引所(Poloniex、Krakenなど)
- 紙ウォレット(秘密鍵を印刷)
- 一部の国内取引所(Coincheck、bitFlyerなど)がXRP対応開始
RippleTradeを使っていた方は、同サービス終了に伴いGatehubへの移行を促されていたため、その際のメール通知などが復旧の鍵になります。
ステップ1:当時のメールアカウントを確認する
以下のキーワードで検索してみましょう:
- ripple、xrp、gatehub、rippletrade
- activation、wallet、backup、account、login
2016年は日本語表記の通知が少なかったため、英語でのキーワード検索が有効です。
ステップ2:古いPCやスマホを再チェック
ウォレット情報が以下の形で保存されている場合があります:
- 「s」で始まる秘密鍵(例:
s█████████████
) - バックアップファイル(
.txt
,.pdf
,.key
など) - RippleTradeのブラウザ履歴やキャッシュ
RippleTradeはWebベースのサービスだったため、ChromeやFirefoxの**「保存されたパスワード」「履歴」「ダウンロードフォルダ」**をチェックするのも有効です。
ステップ3:Gatehubに移行していたか確認する
RippleTrade終了時にGatehubへ移行した方は、Gatehubにログインできれば資産にアクセスできる可能性があります。
Gatehubのサポートページで「Forgot Password」や「Recover Account」の手続きを試してみましょう。
登録メールアドレスが分かる場合は復旧可能性が高まります。
ステップ4:XRPアドレスから残高を調べる
「r〜」で始まるアドレスが分かれば、以下のサイトで残高確認が可能です:
アドレスが複数ある場合もあるので、複数検索することをおすすめします。
ステップ5:秘密鍵が見つからないときの対処
秘密鍵が見つからない場合は:
- 使用していた取引所やウォレットサービスに直接問い合わせる
- 本人確認資料(ID・住所確認)を提出する
- 移行に関するメール記録があれば添付する
特にGatehubは、過去に秘密鍵やログイン情報を失ったユーザーに対し、一定の本人確認でアカウント再開を許可した事例があります。
ステップ6:復旧代行サービスの利用を検討する
自分では調査が難しいという場合、仮想通貨専門の復旧支援サービスを利用するという選択肢もあります。
- データ調査と復旧サポート
- 相続対応や代理申請のサポート
- 旧PCからのデータ抽出代行
専門家の力を借りることで、あきらめかけていたXRPを取り戻せる可能性も。
おわりに:2016年のXRPが今、驚きの価値になっているかもしれません
当時の価格は数円台。1000XRPでも1万円未満で購入できた時代です。
それが現在では、数十万〜数百万円に相当するケースも少なくありません。
「よく分からないから」とそのまま放置していた方も、今なら間に合うかもしれません。
この記事があなたの資産復旧のきっかけになれば幸いです。
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